資源をもたない日本は、「技術立国として世界に立ち向かっていかなければならない。そのためにも優秀な人材の育成が不可欠である」という論調をよく聞きますが、日本の教育力低下は著しく、「今の教育体制で優秀な人材が育つのか」とても不安です。そこで、教育に関するニュースで目に留まったものを紹介していきます。教育費
日本政策金融公庫の調査によると、年収の低い家庭が教育費を抑える一方で、年収の高い家庭は教育費を増やすという二極化現象が進んでいる。また、教育費を工面するため、半数以上の家庭が食費を節約しているそうです。
（調査は、国の教育ローンを利用している家庭を対象に実施）
教育費を工面するため節約している支出として、最も多かったのは｢旅行・レジャー費｣ですが、割合は2007年が65.1%、08年が62.1%、09年が57.6%と減少しています。
その一方で、｢食費｣を挙げた家庭は43.8%→48.8%→52.3%と年々増加し、半数を超えました。経済力の格差が教育力（学力）格差につながらなければよいのですが。
一日も早い景気の回復が望まれます。
