「設定目標・レベルが合わないから」には、 『当初の目標を達成したのでやめました』『ほかの生徒のレベルが上がってきて、子どもがプレッシャーを感じるようになったのでやめました』といった声が寄せられています。
また、引っ越しなど、やむを得ない状況の変化や、ほかの習い事に変えるなど、子どもの興味・関心の変化を理由とする声も多く聞かれました。
継続年数ごとに見ていくと、年数によって習い事をやめた理由に違いがあることがわかります。
「子どもと習い事の相性が合わないから」の占める割合は、『半年未満』では4割を超えてダントツです。
1年ほど続けると3割程度に減少し、以後、継続年数が増えるにつれて少なくなっていきます。
習い事を続けるには、子どもと習い事の相性が大切なようです。
逆に、「設定目標・レベルが合わないから」は、習い事を長く続けた人ほど多くなっています。ある程度継続して習ったことによって、満足のいく成果を得て習い事をやめているのではないでしょうか。
習い事を2年以上続けた場合は、『時間が合わないから』を理由にやめる子どもが最も多くなりました。(習い事を5年以上続けてからやめたでは、約4割を占めています)
子どもが成長するにつれて、勉強やほかの習い事などで忙しくなるためかもしれません。