2010年02月08日

地球温暖化は?

立山、白鳥画像 002.jpgこの大雪で私の周りでは、「本当に温暖化になっとんがけ?」(富山弁)という声を最近ちょくちょく耳にします。しかし、気候の変動(ゲリラ豪雨の多発や台風の大型化など)や海水面の上昇(極地の氷が融けだしている)など事象があるわけですから、地球温暖化は確実に進行していると考えていいのではないでしょうか。

「だけどこのまま温暖化が進んだら、地球はどこまで暑く(熱く)なるがけ?」という疑問の声もあって調べていたら、「実は温暖化が進んだある時点から、気候は一転して寒冷化し一気に氷河期に突入する」という説があるのを知りました。


地球の熱移動

現在の地球では赤道付近(低緯度地方)で暖められた海水が、地球の自転によって発生した大きな潮流によって高緯度地方(北極、南極)へ熱を運んでいます。

 

高緯度地方で熱を放出した後、冷えて比重が増した海水は海底へ沈み再び低緯度地方に向かって反転し流れ出す。こうして、海水は熱を低緯度から高緯度へ、再び低緯度へと循環させる媒体となっています。



寒冷化説

現在の温暖化により氷が融けて海に流れ出す→大量の真水によって低緯度地方からやってくる海水が薄められる→比重が低下するため沈み込む力が消えてしまい海流の循環が止まる→極地を暖める要因が取り去られ、再び極地の冷却が始まる→両極の氷床は成長し太陽光を反射する→地球は寒冷化に進む。ということだそうです。

2010年02月08日 14:51 高田重信 | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする .